2011年6月1日水曜日

マーラーとチャイコフスキー

映画三昧の一日でした。

マーラー 君に捧げるアダージョ




ブラック・スワン


どちらもさすがに音楽は素晴らしいものでした。


マーラーとアルマの夫婦関係について描かれているもので、
アルマの不貞を知り、
精神科医に、夫の君は罪はないのか?
と問われるシーン

考えさせられます。

グスタフ・マーラーとともに生きる妻として、
作曲家は一家に一人で充分と、
妻の作曲活動を禁止する夫。
アルマが自分自身で決断を下すならまだしも
夫に制約される人生
息が詰まりそうなシーン


苦しみつつも、不倫もしながらも、最後まで夫を支え続けた
不安定な精神状態だったアルマ。
根底には天才を崇拝する気持ちがあったからこその行動だったのでしょう。


ブラック・スワンは
ナタリー・ポートマンの凄さを見たというか、
バレリーナでなくてあそこまで演じるのは凄い。

文句を言うならば、出番の5分前に用意ができていないバレリーナなんていません。
本番前のバレリーナは、本当に忙しくウォーミングアップに精を出してますよ。
まぁ映画ですからね。


舞台に立つ人は、テクニックはもちろんだけれど
精神も強くないと立てないし、立ってはいけないのではないかと考えさせられました。



0 件のコメント:

コメントを投稿