知人のまた知人のリサイタルに行ってまいりました。
ヨーロッパで修行されて、帰国して活動をされている方だそうです。
震災のことを思って祈りの歌を捧げる。
という演出はすてきな事でしたが・・・・・・
急に真っ暗・・・・本当に真っ暗・・・になって
コツコツと靴の音が聞こえたかと思うと、
スポットライトがソプラノ歌手にあたり、
下から顔に、ライトがボォッと。
隣の聴衆が「ウワァ・・・」という声をあげ、
急激な照明の効果についてこれないお客様は咳き込むし、
おかしいやら、気の毒やら、
複雑な思いをして聴いておりました。
リサイタル自体は素晴らしいものでした。
久しぶりにドニゼッティの狂乱の場とか聴けましたし。
遠ざかっていた世界だけれど、
おどろおどろしていて、これもありの世界!
アンコールのパーセルをドラマティックに歌われたのには閉口しましたが、
歴史観ゼロで対峙すると、パーセルもこのようになるのかな。と思って聴かせて頂きました。
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