2011年6月28日火曜日

吹屋

ドライブに岡山県の吹屋というところに行ってまいりました。

弁柄・・・ベンガラ・・・・・

江戸時代の建物が移築されていたり、
ベンガラの商品が多数あったりと、
小旅行にはもってこいの場所でした。

鉱山の町の名残を味わいたいなら、バッチリです。


ニューカーナビの音声認識で、何度も何度も

「ふきや」

と言っているのに

「このあたりのすき屋は・・・・」とのたまわれ

すき焼きが食べたいのではありません!
とひたすらカーナビに突っ込んでいました。

想像していたけれど、Fの発音はむずかしい。




わかりにくいですが、現役最古の木造校舎です。

残念ながら廃校になるらしいですが。

先日、新聞にでかでか掲載されていました。

門のところには「生徒を撮らないでください。」
と看板が出ていましたが、

新聞にはきっちり生徒さんが写ってました。

観光地の小学校は難しそうだ。



吹屋地区はかつては銅山の町。

銅の採掘の副産物として出る、硫化鉄鉱石を原料にして、赤色顔料を作る技術を江戸時代後期に開発。建物の塗料に使われ、独特の雰囲気に・・・・


2011年6月25日土曜日

贈り物。

おもいがけず、お花のプレゼントを頂いちゃいました。

嬉しいものです。



このフラワーアレンジメントは、発表会で頂いたもの。

受付に飾らせていただきました。

2011年6月22日水曜日

剪定。

今年は何故か全く咲かなかった平戸つつじ。

いろいろ調べてみると、5月中に剪定するようにと。
遅くとも6月中旬までに・・・とも。

剪定のやり方の文章で読んでもいまいちわからない。
植木用語に詳しくないので、頭が理解する事を拒否しているようです。

ざっくり切っていいものやら・・・・

新芽が出ているところを残すのか・・・・



思考が停止しそうで、はげ坊主にしてしまいそうです。


これからは雑草と蚊との戦いの時期で少々ナーバスになります。
秘密兵器で刈りまくるのですがね。



うっかり。

いつものごとく出かける前にバタバタしてしまい、

もう遅刻かも・・・・とドキドキしながら自転車に乗り、

数メートル行ったところで、


楽譜を入れていくのを忘れている事に気づきました。


当然、電車に間に合わず・・・・・残念な事になりましたが、

ボケるにはちと早い気がします。






先日発売された、ペットボトル版ウィルキンソンのジンジャーエールの味に不満を覚え、
作ってみよう!とチャレンジいたしました。

香辛料大好きなので、かなりドライで刺激的な味に仕上がりましたが、
もっとシロップ状にしたほうがよいようで、
改良の余地あり・・・・という感じです。
今夏はジンジャーエール三昧になりそうです。


2011年6月11日土曜日

ソロコンサート。

秋に、ソロのコンサートを!という嬉しい依頼がございました。

プログラムを考えているのですが・・・・・

名曲集にするか

はたまたテーマを決めて組むか

ちょっと砕けたものにするか

今は思考の遊戯中です。
この時期が一番楽しいのかもしれません。

今年の一押しは何故かフレスコバルディなので
この曲を軸にとすると
かなり偏ったプログラムになりそうです。



2011年6月9日木曜日

ソプラノリサイタル。

知人のまた知人のリサイタルに行ってまいりました。

ヨーロッパで修行されて、帰国して活動をされている方だそうです。


震災のことを思って祈りの歌を捧げる。
という演出はすてきな事でしたが・・・・・・


急に真っ暗・・・・本当に真っ暗・・・になって


コツコツと靴の音が聞こえたかと思うと、
スポットライトがソプラノ歌手にあたり、
下から顔に、ライトがボォッと。


隣の聴衆が「ウワァ・・・」という声をあげ、
急激な照明の効果についてこれないお客様は咳き込むし、
おかしいやら、気の毒やら、
複雑な思いをして聴いておりました。

リサイタル自体は素晴らしいものでした。
久しぶりにドニゼッティの狂乱の場とか聴けましたし。
遠ざかっていた世界だけれど、
おどろおどろしていて、これもありの世界!

アンコールのパーセルをドラマティックに歌われたのには閉口しましたが、
歴史観ゼロで対峙すると、パーセルもこのようになるのかな。と思って聴かせて頂きました。

2011年6月4日土曜日

クープラン三昧。

チャリティーコンサート
マルク・デュコルネ社のチェンバロを使って、
クリストフ・ルセのチェンバロリサイタルに行ってまいりました。


ルイVSフランソワ


とってもすてきな世界。

ルセの音楽は常に早いから覚悟しておりましたが、

美しい時間の流れにうっとり。


イネガルの感覚、装飾の奇をてらわない美しさ、
おフランスの香り高いコンサートでした。


しかし、休憩なしの85分コンサートは如何なものか。

お客のリラックスタイムを取り上げる、演奏家本位のコンサートで残念でした。

つまり、

咳やらくしゃみを我慢できない環境をつくった主催者には物申すという感じ。

満席で立ち見になる!と脅かされて、開演30分前に行くも、すでに並んでいて、
挙句の果てに会場10分押し

ロビーが人であふれる異常事態。

演奏家はノーギャラでといわれても・・・・

演奏家にはそれなりの対価を払って・・・・・

チャリティーコンサートの難しさを考えさせられます。


2011年6月3日金曜日

古楽アンサンブル風葉華心。

昨年からお世話になっているコンサートのメンバーで
グループとしての活動をしましょう!という事になりました。


なんとなく集まってコンサートをするから一歩踏み込んだ係わり合いになりそうです。
メンバーを固定する難しさもあるでしょうが、今は期待のほうが勝っています。


11月5日のコンサートに向けて、始動です。

プログラムも決まり、フランスのカンタータを取り上げることで、
いろいろ勉強する事が増えそうです。


2011年6月1日水曜日

マーラーとチャイコフスキー

映画三昧の一日でした。

マーラー 君に捧げるアダージョ




ブラック・スワン


どちらもさすがに音楽は素晴らしいものでした。


マーラーとアルマの夫婦関係について描かれているもので、
アルマの不貞を知り、
精神科医に、夫の君は罪はないのか?
と問われるシーン

考えさせられます。

グスタフ・マーラーとともに生きる妻として、
作曲家は一家に一人で充分と、
妻の作曲活動を禁止する夫。
アルマが自分自身で決断を下すならまだしも
夫に制約される人生
息が詰まりそうなシーン


苦しみつつも、不倫もしながらも、最後まで夫を支え続けた
不安定な精神状態だったアルマ。
根底には天才を崇拝する気持ちがあったからこその行動だったのでしょう。


ブラック・スワンは
ナタリー・ポートマンの凄さを見たというか、
バレリーナでなくてあそこまで演じるのは凄い。

文句を言うならば、出番の5分前に用意ができていないバレリーナなんていません。
本番前のバレリーナは、本当に忙しくウォーミングアップに精を出してますよ。
まぁ映画ですからね。


舞台に立つ人は、テクニックはもちろんだけれど
精神も強くないと立てないし、立ってはいけないのではないかと考えさせられました。