2012年1月30日月曜日

発表会終了。



リコーダーの発表会が無事終わりました。

出演された皆様、お手伝いしてくださった方々、
延長したにもかかわらず、嫌な顔ひとつしないでお付き合いしてくださったホールの方々、
そしてお客様、
すべての人に感謝です。

ありがとうございました。

今回は、12組の皆様とご一緒致しました。

アンリュウ倶楽部の皆様は、本番前にいきなりチェンバロとあわせて、
さぞかし驚かれたと思います。
会の始まりにあたり、素敵なファンファーレになりました。


テレマンのトリオソナタ。
デュオとして活動をしているお二人。
リハーサルでは、気が合わない?付点と・・・叱責されておりましたが、
本番はばっちり。持ち前の度胸とテクニックで、安定した良い演奏でした。

テレマン ハ長調のソナタ。
1楽章の歌い方はすばらしかったです。
2楽章のはじめは永遠のテーマかも・・・吹けば吹くほどいろんな可能性が見えてくるところですね。


テレマン ニ短調のソナタ。
名曲です。
何か表現しよう!という心意気が見える、演奏でした。
3楽章の音楽のもっていき方に苦労されておりましたが、
個性あふれる演奏になっていたのではないかと・・・思います。

コレルリ ト短調のソナタ。
久しぶりの出演ですが、長い間楽器を吹き続けてきた安定感がありましたね。
とてもまじめな性格だったようで?本番まで、ずっと練習されていたようです。
みんなが悩む、クーラントのテンポ・・・本番はばっちりでした。

ヴェラチーニ イ短調のソナタ。
これも名曲。
テクニックもかなり難しい曲に挑戦されて、非常に前向きな演奏でした。

オトテール ホ短調。
ヴォイスフルートで演奏なので、通奏低音の音数に注意でした。
曲が体に入っているのようで、お好きなんだなぁと、とても好感の持てる演奏。

オトテール  ホ短調。
こちらはアルトリコーダーで。
このプレリュードは本当に難しく、低弦がいれば問題ないのですが、
次回は低弦も入れば、楽しいですね。

どうしても人前で演奏することは、緊張が伴いますが、
それをカバーするくらい、曲を理解して練習されているので
頭が下がります。
ニュアンスの難しいロンドを素敵に演奏されてました。

オトテール ヘ長調
初フレンチ!
とにかく音色が素直で気持ちよく伸びる音を持っている方です。
人気があるのもわかる!
リクエストがあるとすれば、通奏低音奏者に挑んでくるような演奏が聞きたいです。
今までのテレマンと違い、フレンチらしさが表現できてたと思います。
好演でした。

テレマン ヘ長調
クラリネット奏者なので、アインザッツなどは、さすがにわかりやすかったです。
若さあふれるフレッシュな演奏で、この先が本当に楽しみ。

バルサンティ ハ長調
東京の松浦門下生の参戦。
彼女のまじめさが前に出た、良い演奏でした。

テレマン ソナチネ イ短調
最近見つかった曲ということで初めての体験。
瞬きする時間が無いくらい、快速に演奏されていました。
リコーダー奏者としての責任感のある演奏になってきていて、頼もしいです。
望むものは、演奏の色気かな?

バルサンティ ハ長調
今回2回目の演奏。
出だしがとにかく悩みどころ。奏者の見せ場がいきなりやってくる曲。
毎回トリを勤めてご苦労様。
リコーダーを通しての演奏が、音楽が気持ちいい方です。
吹きっぷりが良いというか・・・・
今後の活動が楽しみです。

私が共演しなかった演目。
ガンバとチェンバリスとともグループを作っておられる方。
10代のニューフェース。本当に未来は明るい!
音大卒業生トランペットとサックス出身のグループ。
細く長く続いております。
プロのフルーティストは、チェンバリストとともに。
その道の人なので、はまればピシッとされています。

皆様、本当にご苦労様でした。




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