2011年3月22日火曜日

オトテールにルイ・クープランそしてボワモルティエ

3月19日に、予定通り、タケヤマホールにてコンサートを開催いたしました。
日本が大変なときに、音楽なんて・・・・
と思っていたのですが、

さすがに震災の数日間は動けませんでしたが、
一人で楽器に向かい、音楽に没頭していると心が癒される思いがして、
また、リハーサルで、一人ではなく、3人で音楽をしていると、
自分の中のバランスが元に戻っていくような感覚がありました。
今回のコンサートは、自分にとっても大切なリハビリだったような気がします。

神戸で震災を経験しているので、他人事ではないという気持ちになっていたようです。


このような中、
お越しいただいたお客様には感謝の気持ちで一杯です。
皆様の温かい拍手に救われました。



オトテールはフルートの作品として重要な位置を占めている作曲家です。

また、通奏低音は、ヴィオラ・ダ・ガンバではなくチェロとともにチェンバロを演奏しました。

音域の問題で、チェリストはかなり苦労や工夫をしてくださいまして、
リコーダーとのバランスも悪くなかったと自負しております。

フランスバロック独特の装飾やイントネーションに惹かれるので
やめられません。

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